5.ブログで再開

2008.10.25_16:00

 No.5 7年の中断とブログでの再開

ホームページを作ってから、1年がたった。
 
そのころ、私のまわりの一歩先が読める人達がたて続けに倒れていった。
霊媒師等が晩年に大変な目にあうことがある、ということは聞いていた。
しかし、未来を見ようとすると、同じような目にあうとは知らなかった。
まさか、株価分析くらいで、そんなことにはならないだろう、と。
しかし、私の体調は、日ごとに悪くなっていった。      
もしかすると、次は自分かも知れない、いったんやめようか・・・
あまりに体の具合が悪くなり、株価天気予報をいったん休載にした。
 
しかし、間に合わなかった。
疲れきって、何も考えられなくなった・・・
そして、倒れた。体が回復するまでには、何年もかかった。
 
その間に時代が変わった。コンピュターの世界は、2年たったら浦島太郎。
時代は、ウィンドウズ一辺倒の時代に変わっていた。
手持ちのパソコン15台と大型ディスプレイをすべて処分した。
コンピューターを全部買い換えて、システムをすべて作り直した。
ここまで、作っている最中は楽しかったが、直すのはしんどかった。
 
大変な作業だった。しかし、いろいろ考えている時は、楽しかった。
新作分では、チョッと先の未来を考えるのを、やめる様にした。
すべてを統計的に処理して、頭をやられないようにした。
自分で考え、判断する部分を、ほとんどなくしてしまった。
こうすれば、自分の身を守ることができるだろう、と・・・
それで、また、ワクワクしながらソフトを作っていた。
体調は悪かったが、そんなことはまったく気にならなかった。
そして、新作、日経225デジタル解析システムが、出来上がった。
苦労した分、特別な喜びがこみ上げてきた。本当に、うれしかった。
 
テストは、自分で売買するのではなく、他人様にやってもらった。
ソフト屋の私は、株式投資はしない。やるべきではないと思っている。
二兎追うもの、一兎をも得ず。ということを、肝に銘じているからだ。
 
そこで、選んだのはまったくの素人。株式投資の経験は一度もなかった。
どうしても株式投資をやってみたい、という情熱をかった。
 
そのモニターさんに、株式投資の原則を少しずつご理解いただいた。
株を買持ちしていい局面と、株を持っていてはいけない局面。
デイトレがいい場合と、スイングトレードしてもいい場合との違い。
スキャルピングとスイングデイトレスイングトレードとポジショントレード。
個別株がいい時と、指数取引の方がいい場合の判断。
日経225先物ミニ、売りでいくのか、買いでいくのかの判断。
その方針を決める為に、これを読んでいただいた。株価天気予報。
そう、(再開当初)は1人のモニターさんの為に書いたブログだったのだ。
 
勉強を初めた6月、三尊天井でここから下がるよといったとたん、下げ始めた。
日足デジタル解析でも下降圧力検知、2〜3日後には75日移動平均を下回るはず。
そして、日経平均は75日移動平均を本当に下回って、数ヶ月間の下降局面に入った。
株を買持ちしてはいけない状況に入ったので、紙の上で225先物ミニの取引のお勉強。
8月からは、個別株のデイトレで、実際の取引で小幅の利益を出す練習に入った。
 
取引を始めてから2ヶ月ほどたった所での、モニターさんの成績はというと。
ここ2ヶ月間の 5,000円を越える下落局面でも、着実に利益を出しているという。
特に、10月の急落場面や乱高下の中でも、細かく利益を出していた。
原則さえ守っていれば損をすることはない、ということだろう。
 
この点は、初心者のための株式投資教室を作って、じっくりと
話をさせていただこうと思っている。
 
つづく