NY市場からの独立

2008.10.19_21:00

相場雑感・先物取引の停止と中断

ここのところ、急落した日は先物取引が中断・停止される。
先物取引中断・停止・中断と、取引所の見解はころころ変わるが
取引所が、先物取引をさせなかった、ということには変わりはない。
変わったところといえば、すばやく対応出来るようになったことだ。
10,000円台からの3回の急落場面で、対応がすばやくなってきた。
2回目、3回目の時は、先物寄り付き直後に、即座に手を打った。
 

証券取引所は、大きく値下がりしてはならないと思っているようだ。
それで、姑息な手段をとっている。
7,000円前後まで一気に下げさせてしまえばいい。
年配の投資家は、1,400円の急落、1,800円の暴落等は、経験済みだ。
国外の金融関係の機関投資家ヘッジファンドはどうでるか。
先日も海外のヘッジファンドの責任者がいっていた。
1人は日本株は手持ちの半分ほど売り切ったと、
もう1人の外人さんは、日本株はすべて売り切ったといっていた。
売るべき人が、すべて売り切ってしまえばいい。
 

7,000円前後になれば、日本人は買いに入る。
手馴れた、年配の、肝のすわった投資家は、買いに入る。
外人が売って、日本人が買う。
これが、東京市場がNYから独立する、最善の方法だと思う。
みなさんは、この件、どうお考えだろうか。