5/13は、薄日がさしてもすぐくもり

2011.05.12_18:45

東証1部・9:30前後 先物寄付後 落ち着いてから先の日経平均の予測 】

  5月13日(金)の9:30頃から、数日先までの、"株価天気予報"

   薄日がさしても、すぐくもり。

   休み明けも、薄日がさしても、すぐくもり。

   翌日は、薄日がさす地域が急増し、225地域の半数近くになるでしょう。

 =================================================================

  《 3月からの雨期は終わるのか?、ここから先、どう動く? 》

 =================================================================

【 日経225銘柄の各銘柄を、日足の”週間波動”で分析すると 】

  *週間波動、上昇/下降傾向比、3対2→1対3→1対3→2対5→本日1対3。

  *昨日は、○上昇初期5分、中期5分強、後期1割5分強、

       ●下降初期2割5分強、中期3割5分、後期1割強。

   本日は、○上昇初期5分強、中期5分、後期1割、

       ●下降初期1割強、中期3割5分弱、後期3割強。

  *明日は、1割弱の銘柄が調整を終え、○上昇初期へ移行する模様。

   休み明け、1割5分の銘柄が、上昇初期へ移行するものの、

    1割の銘柄は、逆に、下降傾向へ移行すると思われる。

   翌日は、上昇初期の銘柄数は急増し、225の半数を超える可能性がある。

【 日経225銘柄の各銘柄を、日足の”月間波動”で分析すると 】

  *月間波動、上昇傾向・下降傾向、3対1→2対1→5対2→4対1→本日6対5。

  *昨日は、○上昇初期1割、中期2割5分、後期3割5分弱、

       ●下降初期1割5分強、中期1割弱、後期5分強。

   本日は、○上昇初期1割、中期1割5分強、後期2割5分強、

       ●下降初期1割、中期1割5分強、後期2割。

  *統計数値の分布は、○上昇後期が中心のグループと、●下降後期が中心の

    グループの、2つのグループとに分かれた。

   ここから先の統計数値は、各ゾーンともに1割5分程度にバラける模様だが、

    ○上昇後期だけは1割ほど多くなると思われる。

東京市場の全銘柄を、一目均衡表で集合分析してみると 】

  *三役好転の銘柄数は、本日より、減少が始まった。

    全銘柄に対する比率は、19%→19.5%→19.7%→19.2%→17.2%

  *雲の上の銘柄数も、本日から、減少傾向になる可能性がある。

    全銘柄に対する比率は、52%→52%→53%→52%→48%

  *下降後期・底値圏の銘柄数は、漸増傾向から、一気に急増となった。

    全銘柄に対する比率は、14%→16%→17%→19%→25%

 ================================

【 本日のコメント 】

  *一目均衡表での全銘柄の集合分析・・・

   三役好転の銘柄数と、雲の上の銘柄数が、ともに減少した。

   雲の下の銘柄数は、逆に、2割も増加している。

   ここから先、調整に入る可能性があるようだ。

  *225銘柄の日足の "月間波動" の集合分析

   統計数値がばらけていく、あまり見ない形だ。

   個別銘柄の方向性と、全体の方向性に、迷っているかのようだ。

   方向性がいまひとつ見えないのが、現在の株式市場の姿、ということか。

  *225銘柄の日足の "週間波動" の集合分析

   本日の急落で、目先の調整は終わり、短い波動での統計的分析では、

    いったん反発すると思われるが、長めの波動での指数の分析では、

     かなりの下降圧力を感じている。

   本格的な調整が始まれば、目先の動きなど、吹っ飛んでしまうので、

    下落に対する警戒は、最大限に、必要になる時期であろう。   

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【 追加・コメント 】

  《 3月からの雨期は終わるのか?、ここから先、どう動く? 》

  *日経平均の75日移動平均線が下向きで、指数が75日線の下にあるので、

    現在のところ、225は調整局面にある、と思われる。

  *日経平均は、本日の後場、下げて終わった。

   東電・福島原発1号機で、水が入っていなかった、との放送あり。

    朝早く、民放で報道されているのに、NHKではまったく触れず。

   東電と、政府は、2ヶ月前から、核燃料の損傷を知っていたはず。

    国民は、情報が操作されていて、うそばかりだと知っている。

    小出しにされた情報をつなぎ合わせて、真実を見抜いている。

   問題は、この情報隠しを、諸外国はどう思い、行動するかということだ。

    事故後の原発が、まったくコントロールされていなかったと知ったら、

    海外の投資家たちは、日本株をどうするのだろうか・・・

   さらに悪いことに、東京を越えて、東電・福島原発から290キロ離れた

    静岡の足柄茶からセシウムを検出した、との報道もあった。

   また、海外に輸出された自動車から、微量の放射能が検出されたそうだ。

  *話は違うが、商品相場は高騰し、NYダウは天井論まで出ている。

   ここから先の日経平均の方向性は、ますます、

    海外投資家の影響が、大きくなっていくだろう。

   いろいろ考え合わせると、いったん調整せざるを得ないように思う。

  *しかし、ここでの予測は、以上の点を一切考慮せずに、

   統計的な分析だけを、発表しているので、ご承知おきいただきたい。