5/16は、薄日がさす

2011.05.13_17:50

東証1部・9:30前後 先物寄付後 落ち着いてから先の日経平均の予測 】

  5月16日(月)の9:30頃から、数日先までの、"株価天気予報"

   休み明け、薄日がさすでしょう。

   翌日は、薄日がさす地域は急増し、225地域の半数を越えるでしょう。

   翌々日は、薄日がさす地域は、さらに増加するでしょう。

 =================================================================

  《 3月からの雨期は終わるのか?、ここから先、どう動く? 》

 =================================================================

【 日経225銘柄の各銘柄を、日足の”週間波動”で分析すると 】

  *週間波動、上昇/下降傾向比、1対3→1対3→2対5→1対3→本日1対7。

   大半の銘柄が、下降傾向となった。

  *昨日は、○上昇初期5分強、中期5分、後期1割、

       ●下降初期1割強、中期3割5分弱、後期3割強。

   本日は、○上昇初期5分弱、中期3%、後期5分強、

       ●下降初期5分弱、中期2割5分弱、後期6割。

  *休み明け、1割の銘柄が、●下降中期から●下降後期へ、さらに

    1割の銘柄が、●下降後期から○上昇初期へと移行する模様。

   翌日は、○上昇初期の銘柄数は急増し、225の半数を越えると思われる。

   翌々日も、○上昇初期の銘柄数は、さらに増加する可能性がある。

【 日経225銘柄の各銘柄を、日足の”月間波動”で分析すると 】

  *月間波動、上昇傾向・下降傾向、2対1→5対2→4対1→6対5→本日5対8。

   本日の下落で、月間波動は下降傾向優勢になった。

  *昨日は、○上昇初期1割、中期1割5分強、後期2割5分強、

       ●下降初期1割、中期1割5分強、後期2割。

   本日は、○上昇初期1割、中期1割弱、後期2割弱、

       ●下降初期1割弱、中期2割5分強、後期3割弱。

  *ここから先は、数日かけて、●下降後期に収束していく模様。

    また、その他のゾーンは、各1割前後、分布するだろう。

東京市場の全銘柄を、一目均衡表で集合分析してみると 】

  *三役好転の銘柄数は、昨日から減少が始まったが、本日、急減した。

    全銘柄に対する比率は、19.5%→19.7%→19%→17%→11%

  *雲の上の銘柄数も、昨日から減少が始まり、本日、急減した。

    全銘柄に対する比率は、52%→53%→52%→48%→39%

  *下降後期・底値圏の銘柄数は、逆に、2日続けて、急増となった。

    全銘柄に対する比率は、16%→17%→19%→25%→38%

 ================================

【 本日のコメント 】

  *一目均衡表での全銘柄の集合分析・・・

   ( 昨日の一目均衡コメントの検証 )

    ( 三役好転の銘柄数と、雲の上の銘柄数が、ともに減少した。)

    ( 雲の下の銘柄数は、逆に、2割も増加している。)

    ( ここから先、調整に入る可能性があるようだ。)

   7営業日前の高値から、465円幅で調整したので、

    ここから先の予測は、週間波動で行うべきだろう。

  *225銘柄の日足の "月間波動" の集合分析

   統計数値は、依然として、ばらけている。

   その中で、●下降中期と●下降後期が特出しているが、

    数日かけて、●下降後期に収束していく模様。

   調整が終わるのは、思ったより早いのかもしれない。

   "月間波動" の上昇初期への移行が数値に出るまでの間、

    予測は、週間波動を中心にしたい。

  *225銘柄の日足の "週間波動" の集合分析

   ( 昨日の "週間波動"のコメントの検証 )

    ( 長めの波動での指数の分析では、かなりの下降圧力を感じている。)

    ( 本格的な調整が始まれば、目先の動きなど、吹っ飛んでしまうので、)

    ( 下落に対する警戒は、最大限に、必要になる時期であろう。)

   予想通り、本日、急落した。

   大半の銘柄が下降傾向となり、目先の調整は終わったと思われる。

   休み明けから、いったん反発する模様。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  《 3月からの雨期は終わるのか?、ここから先、どう動く? 》

  *日経平均の75日移動平均線が下向きで、指数が75日線の下にあるので、

    現在のところ、日経平均指数は、調整局面にあると思われる。

  *日経平均は、本日の下げで、短めの波動での調整はいったん終わったようだ。

   しかし、原発問題は、いまだに収束していない。

    さまざまな情報隠しと、日々変わりゆく不安定な事故原発の状況。

    290キロ離れた静岡の足柄茶からのセシウム検出。

    海外に輸出された自動車からの微量の放射能の検出。

    範囲が広がる下水処理場の汚泥の放射能汚染。

    大型の余震と津波に対する、原発の耐震性に対する不安。

   これらの問題が収束するまでは、相場の上昇は、

    限られた銘柄だけの、限定的なものにならざるを得ないだろう。