9/16は、薄日がさしてもじきくもり

2011.09/15_18:55
東証1部・9:30前後 先物寄付後 落ち着いてから先の日経平均の予測 】

  9月16日(金)の9:30頃から、数日先までの、"株価天気予報"

   薄日がさしても、じきくもり。

   休み明け、一部地域に、うす雲が出始めるでしょう。

   休み明け2日目、3割の地域に、うす雲が覆うでしょう。

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 《 乾期はたったの1ヶ月、雨期に戻って1ヶ月、ここからどうなる? 》

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【 日経225銘柄の各銘柄を、日足の”週間波動”で分析すると 】

  *週間波動、上昇/下降傾向、6対1→1対2→6対5→1対4→5対1。

   上昇傾向急増で、全体比率は、大逆転した。

  *昨日は、○上昇初期1割5分弱、中期2%、後期5分弱、

       ●下降初期1割、中期2割、後期5割強。

   本日は、○上昇初期2割強、中期4割、後期2割強、

       ●下降初期5分弱、中期5分、後期5分強。

  *1営業日前の予測と、本日の結果を検証してみると・・・

   ( 明日は、30%前後の銘柄が、●下降後期から○上昇初中期へ移行し、)

   (  上昇傾向の銘柄数は、下降傾向の銘柄数よりも、多少多くなる模様。)

   45%の銘柄が、●下降後期から○上昇初中後期へ移行したうえに、さらに、

   19%の銘柄が、●下降初期と中期から、○上昇初中期へ移行した。

   予想をはるかに上回る、合計64%もの銘柄が、下降傾向から上昇傾向へ移行

   したわけで、大きな上昇圧力があったのは、明らか、といえよう。

  *明日の週末は、3%の銘柄が、●下降後期から、○上昇初期へ移行すると

    ともに、8%の銘柄が、○上昇初期から、○上昇中期へ移行する程度で、

    全体的な比率は、大きくは変化しないと思われる。

   休み明け、下降傾向の銘柄が、13%増えて2割台になる可能性があるので、

    注意が必要だろう。

   休み明け2日目、さらに、下降傾向の銘柄が増加すると思われ、下降傾向の

    銘柄数は、3割台になる可能性がある。

【 日経225銘柄の各銘柄を、日足の”月間波動”で分析すると 】

  *月間波動、上昇傾向・下降傾向、4.5対1→1対1→5対2→6対5→3対1。

  *昨日は、○上昇初期3割5分強、中期1割、後期1割弱、

       ●下降初期5分強、中期5分強、後期3割。

   本日は、○上昇初期4割弱、中期2割強、後期1割5分弱、

       ●下降初期1割弱、中期3%、後期1割5分。

  *本日から数日先までの、予測統計数値の変化について・・・

   本日、上昇初期段階から、先に進み始めた。

   明日から先の数日間、大きく動く様子はないようだが、

   下降初期の銘柄数がわずかだが増加傾向にあるので、注意が必要だろう。

東京市場の全銘柄を、一目均衡表で集合分析してみると 】

  *三役好転の銘柄数の全銘柄に対する比率は、

    12.7%→9.5%→13.2%→11.7%→15.2%

  *雲の上の銘柄数の全銘柄に対する比率は、

    22.3%→20.2%→26.9%→23.3%→26.6%

  *下降後期・底値圏の銘柄数。全銘柄に対する比率は、

    23%→44%→61%→54%→49.3%→51.0%→61.5%→51.4%→58.6%→48.3%

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 【 本日のコメント 】

  *一目均衡表での全銘柄の集合分析・・・

   三役好転の銘柄数を見ると、ボックス圏から抜け出したと思われる。

   いつも、上昇の予兆はここから始まるので、注意が必要だろう。

   また、底値圏の銘柄も、買い戻されているようなので、注意が必要。

  *225銘柄の日足の "月間波動" の集合分析・・・

   上昇傾向が急増、月間波動まで外部要因に振り回されている、と見る

   こともできるが、本来の位置に戻った、と見ることもできる。

   いましばらく、様子を見たい。

  *225銘柄の日足の "週間波動" の集合分析・・・

   ここのところ、下降圧力・上昇圧力・下降圧力・上昇圧力と、外部要因に

   日経平均は大きく振り回されている。

   相場の最後は乱高下、との相場格言が頭をよぎる。

  *総合的に判断すると・・・

   欧州債務問題が深刻化する可能性についての懸念は、日本人とヨーロッパの

   人達では、レベルに信じられないほどの大きな差があるようだ。

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  ( 再送ではあるが、編集長のお薦めのトップに紹介されていた。)

  【 再送:欧州債務危機大恐慌引き起こす恐れ=ソロス氏 20110915 14:42 JST

  http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23205620110915

  【 投信の買い細る、不透明な環境にサイフのひも固く 20110915日 17:44 JST

  http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23209320110915

  【 海外勢が7週連続売り越し 売越額は10年6月以来の高水準 2011/9/15 15:16 】

  http://www.nikkei.com/markets/kabu/marketsnews.aspx?g=DGXNASFL150C4_15092011000000

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  *Google で、"ソブリンリスクとは"、とかで検索し、あちこち見て回ると、

   世の中の人達が、どれくらい懸念しているかが良くわかる。

   我々が思っている以上に、巨大な圧力になる可能性があるので、

   最大限の注意と警戒が必要だろう。

  *"週間波動" でみての反発は、あと1日で終わると思われる。

   休み明けは、下落に対し、注意が必要だろう。